理事長のつれづれズレズレ02

【 理事長のつれづれズレズレ 】

~暴力からあげ~

Cafe Arteで『自立のためのおにぎり作り』を開催。

みんな真剣に、おにぎりをつくります。

居酒屋を経営している利用者さんのお父さんにも来ていただいて、

からあげを作っていただきました。

楽しく、そして美味しく、

生活経験を学ぶことは良いことだと思います。

が、

鶏肉10キロ…(笑)

多すぎるのでは…(笑)

終らんぞコレ(笑)

ということで、

からあげは、スタッフにも配られ、

美味しくいただきました。

理事長のつれづれズレズレ01

【 理事長のつれづれズレズレ 】

~水野先生のコンサルを経て~

宮崎県から自閉症支援コーディネーターの「水野敦之」先生が来てくれました。

3日は施設指導、4日は「アセスメントと自立課題設定」についての講義です。

面白いのはただ座学だけではなく、各施設から

「なぜこの自立課題を設定したのか?、

その視覚的指示(見てわかる指示)は?、

視覚的明瞭化(指示や材料の明瞭化)、

視覚的整理統合(整理して提示する)は?」などの発表をしてもらった点ですね。

これ大事です。

座学で聞いて、実際の自分の業務や利用者さん支援にイメージを落として実行できれば素晴らしい。

でも、ほとんどの人はそれが難しい。

その時は分かったつもりでも、実際の支援と繋がらない。

そこにはいくつも理由があるような気がします。

◇ 学んだことを自分の業務に落とす具体的なイメージを持てない。

◇ ゴールの間違い。

(知ったことがゴールになって満足してしまう。

本当は利用者さんにフィードバックして結果が出てゴール)

◇ そもそも先生と自分は違うと思ってしまう(できない理由付け)

◇ 理解自体ができていない。

etc…

いろいろあるけど、個人的には《岡目八目》が一番多いケースかなと感じています。

【岡目八目とは】
おかめ‐はちもく〔をかめ‐〕【▽傍目八目/岡目八目】

《他人の囲碁をそばで見ていると、対局者よりも冷静に手が読める意から》

第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。

支援者なので支援のプレイヤーであるべき

(子どもたちを動かしたり、やってしまうことではない)です。

でも、講義を聴くだけでプレイヤーになることはセンスが必要かなと思います。

簡単に言うと、テレビのプロ野球中継を見ているお父さんが

「あぁ、あんな見せ球に手を出しやがって」とか、

「そこでその交代はねぇだろ、俺ならそんな采配はしねぇ」とか言いますね。

それと同じです。なら、バッターボックスに立たせればいいのです。

テレビで見ているのとはえらい違うはずです。

実際には怖いはずです。

・間違ったらどうしよう

・恥ずかしい

・根拠がわかっていない

・逃げたい

ビール片手にテレビを見ているお父さんなら無責任でいいのです、プロじゃないから。

でも、私たちはプロなのでできるだけ「バッターボックスに立つ」ことが大事だと思っています。

その時に自分の立場で注意すべきことは、

「こんなことも分からないのか!」と叱責することでなく、

「よくバッタボックスに立った」、

「よく思い切りスイングした」と認めることなのでしょうね。

格好つけなくてもいい。

たくさんバッターボックスに立って欲しい。

たくさん空振りすればいい。

確かに自閉症の方にはできるだけ失敗体験はさせたくないけど、

支援者も人間なので当たり前だけど間違える。

大切なことは、間違い(つもり)に気づくこと。

(今のうちのレベルで)

バッターボックスに立つ目的は「ホームランを打つ」ことじゃないのです。

「打てない自分を知る」つまりは「打てる【つもり】だった自分を自覚すること」です。

出来るコトを知ることも大切ですが、

出来ないコトを理解することも同じか、それ以上に大切だと考えてます。

スタッフたちがバッターボックスに立つ機会を作ってくれた水野先生、

いつもありがとうございます。

まともがゆれる~常識をやめる「スウィング」の実験~を経て

京都から全国的にも有名なNPO法人Swing(スウィング)の木ノ戸さんと、

スタッフの沼田さん、利用者のQさんが沼津に来たついでに

アルテでトークライブを行ってくれました。

ユニークであっと言う間の時間でしたが、

その感想を風間(理事)、秋庭(カフェアルテ)、伊藤(ハチエイチ)から、お伝えします。

『 まともがゆれる 』 ~Swingという考えと在り方〈 完全版 〉~

自分がSwingさんのことを知ったのは5年くらい前に、

全国のアート作業所をめぐる旅に出た際にお邪魔したのが始まりでした。

その時は代表の木ノ戸さんにお会いすることはなかったのですが、

その後奈良のたんぽぽの家で行われた「アート化セミナー」の懇親会で一緒に飲んだことで、

やっと木ノ戸さんという人となりを知ることができました。

自分として感じたのは『真面目すぎて一周回っておかしく見られる人』という印象でした。

見た目は歩いているだけで職質を受けそうな人なのですが(本人曰く一度もない)、

実は普通の人よりもよほど真面目で真剣な人なのかなと受け取りました。

普通の人であれば『それって当たり前じゃん』、『福祉ってそういうものだよね』と

『自分の考えを挟まず』に「当たり前の解答」を優先してしまいがちなことでも、

『本当にそれでええんか??』と自分と向き合い、

最後はユニークな方法で「こんな方法もあるで、本質は変わらんけどな」みたいな感じで

新たな切り口を見せてくれるのが小気味よい感じです。

その考えが良いとか悪いではなく、

障がい特性や知的に非常にバラつきのある『多様性』な方たちを支援している福祉側が、

果たして『多様性』を持っているのかがずっと疑問だった自分にとって、

一つの福祉表現論として非常に興味深いものがあり、

それを静岡の人たちにも知ってもらいたかったのです。

◇ 表現としての自由さ ◇ かっこいいけどカッコ悪い ◇ ブラックな部分

それらを「福祉とは」を根底に置きながら表わしています。

事例を幾つか挙げると…

① 京都人力交通案内「アナタの生き方、教えます」

自閉的な傾向からバスに強いこだわりを持つQさん、XLさん

(利用者さんにあだ名をつけている段階でヤバい)の特性と、

京都という立地を活かして観光客に一番適したバスの乗り方を教えるというサービスです。

仕事にその人を当てはめない、その人に仕事を当てはめる!!

② 親の年金でキャバクラ 利用者さん本人が実際にあったことを書にしたらしいけど、もうね…。

しかし、これを展覧会にして全国開催中!!

木ノ戸さん曰く『ぎりぎりアウトを狙う』…いや完全アウトだから。

③ お掃除戦隊ゴミレンジャー 地域の清掃活動

ここまでなら珍しくない。

しかし、本気で戦隊モノのコスプレをして周りも自分たちも楽しんで行う。

最初は警察が出動するくらいの騒ぎとなったが、

10年以上続けた今、すっかり地域に溶け込んでいる。

『 印象に残った木ノ戸さんの言葉 』

◇ Swingはブランコみたいもんやから

「支点を中心に前後移動するブランコ、

大きく前に出るためにはその分後ろにも下がらなきゃならん、

それでいいんちゃうかな」という意味。

仕事とは前に進むことだけと考えていた自分にとっては大ショック。

そうかぁ、大きく振るためには戻ることも必要なアクションなのか。

◇ Swingはポンコツ集団やから これは一緒に飲むとよく口にする言葉。

うまく言えないけど、とても大事な言葉のような気がしています。

ブランコの話しと一緒で前に進むこと、優秀の人を集めること、

仕事が出来ることが正しい的な「当たり前」に対するアンチテーゼのような、

そこまで考えていないような…

「人は元の姿に戻る」

一緒に静岡まで来てくれたQさん

(そもそも沼津に来た理由はQさんがラブライブの聖地に来たかったからら)、

そしてスタッフの沼田さん。共に前に勤めていた社会福祉法人からの付き合いらしいです。

Qさんは当時、他害と破壊衝動が強く

「きっとこの事業所でも問題を起こしてSwingは大家から追い出されるんやろなぁ」

と木ノ戸さんは思っていたらしい。

スタッフの沼田さんは、一緒に仕事してみたら「こんな仕事できけへん奴と知って驚いた」

と言わせるくらい木ノ戸さん曰く『ポンコツ』だったらしい。

実際にSwingさんの機関誌(7000部)で「永遠のリストラ候補」

と表紙を飾ったこともあるらしいです。

でも、その2人が今どうかと言うと。

Qさんはすっかり他害もなく(言葉の暴力はあるらしい)、

特性上波はあるが安定している。

沼田さんはバリバリと仕事はできないが、少しずつ人前に出てきて役割をもっているらしいです。

木ノ戸さん曰く、「変化とは乾燥ワカメ。成長や進化ではなく元にもどっていくだけ」

この2人ももともとはこうだったはず。

それが施設の中の環境や仕事の中で歪んでいってしまった。

人は成長するというより元に戻るだけという持論。

これが合っているかどうかは分かりませんが、自分には響きました。

やっぱり自分は「変化は成長」だと「何も疑問を持たずに」そうかんがえていました。

いまスタッフにも安心の担保を最優先するべきなのかと考えはじめています。

「ゆれている」と思い込んでいた自分を、

笑いながら「あんたちっともゆれてないで」と気づかせてくれた木ノ戸さん、

本当にありがとうございました。

自分の拙い感想よりもHPなどでもっと詳細に活動の様子が楽しく出ていますので、

せひSwingさんのHPを見てください、

さらに興味を持ったら本も2冊出していますので、お手に取ってください。

風間(理事)

『 まともがゆれる 』

障がい福祉に携わっていつの間にか8年。

この3月からNPO法人エシカファームで働くこととなり、同じ職種とは言え、

右も左もわからない中、風間さんから「こんど京都の面白い人たちがくるから」

と青い本を渡され、数日後に、支援とは!って事が書いてあるから読む!と青と白の本も渡された。

両方の本を同時に読み進める事となり、私が揺れる。

Swingさんの本は、困ったことに面白すぎて笑いがとまらず、ページが進まない。

「あるある!!」とか「すごい!」とか「そうなんだよね」と自分に重ね無力さを感じ、

青と白の本を読みながら更に自分の無力さを感じる。

そんな日々を過ごしながらイベントが近づき、本を読んだ影響と、

利用者さんの「聖地巡礼」に付き合う心意気にかなり驚きながらも、羨ましく思った。

私もいろいろやりたかったなぁ…

以前いた法人のみんなを思い出し、普通できないよね、普通ね。普通。ふつう。

イベントの最中もキッチンからお話を聞かせていただきましたが、

真面目・不真面目。

正解・不正解。

差別・区別。

やらなきゃわからない事がたくさんあって、やってもダメな事もあって、

でもでも、

やっぱり私もやりたい!

楽しいことやりたい!!

エシカのみんなとやりたい!!!

うちも負けない。

この気持ちは、ぜひ、Swingさんにふれて感じてもらいたいです。

障がい福祉で支援をしていると視野が狭くなる事も多くて、

安全を選ぶのが当たり前になって、正解がわからなくなって、なんだか泣きそうな気持になって。

そんなとき、Swingさんをチャージすると、また笑顔で利用者さんと向き合える気がします。

なんとなく、Swingさんに、ご馳走様といいたい気分。

まだまだ、たかだか8年経験しただけの障がい福祉。

毎日毎日、正解なのか不正解なのかと悩みながら夢にまでみながら、前に後ろに揺れていこう。

おまけ

Swingさんの商品素敵でした、手書きのショップバッグも可愛くて。

でも!こちらも可愛い手書きショップバッグあるんです!

ついつい、Swingさんの商品を買った方にショップバッグをプレゼントしてみたりして。

スタッフが1番のファンですよね。

毎日「この絵みて~♡かわいいでしょ」なんて言いながら惚れ惚れ。

原画の社割ってないんでしょうかね?

秋庭(カフェアルテ)

『まともがゆれる』

なにそれ!と思える方法で、

普通・概念(ピンチ)を打破し、

チャンスをものにして発信する。

毎日がピンチで、チャンスで、

きっとそれが…ギリギリアウトを狙う。

なんて非日常的なんだろうな~と思いながらも、きっと誰しもが望んでいること。

障害福祉だけではなく、日常を過ごすわたしたちにとって、

「ギリギリアウトを狙う」

最初はそれが非日常でも、きっとそれが日常になる。

いろいろな意味といろいろな可能性を秘めた、

とってもわくわくするコトバ。

そんなわくわくもドキドキもする講演を聞きながら、

わたしは3年前のことを思い出していました。

「普通はこうするでしょ」

と以前の職場でよく注意されていたわたし。

その時は、それが「普通」だからと、

なんだかもやもやと煮え切らないものを心に留めながら、

「普通」にできない自分を恨めしく思っていました。

クリエイト。

想像し、創造する職種だったわたしにとって、

職場で「普通」という言葉はかなり嫌悪感がありましたし、

それをどう払拭していくべきったのか、

以前の職場を退職した後も、頭の中をぐるぐるしていました。

木ノ戸さんの話を聞くまで、

わたしは、わたしのなかで生まれたこのもやもやぐるぐるを、

無意識ですが、「普通」を押し付けた以前の上司のせいにしていました。

話を聞いた今は、そんな自分が恥ずかしい。

なぜ、その時に自分の気持ちと向き合えなかったのか…

風間さんの言葉を借りると、

「当たり前の解答」を優先してしまったのか…

デザイナーなのに…

全然クリエイティブじゃないじゃん!!

と講演を聞きながら、わたしの中は大反省会(笑)

あっという間の講演は、

わたしの中でいろいろな感情を生み出し、

また、それも肯定してくれ、

次へと考えるきっかけとなるものでした。

そして、秋庭さんの言葉を借りるなら、

この気持ちは、ぜひ、スウィングさんにふれて感じてもらいたいです。

障害福祉に留まらず、

ものすごいパワーと

魅力と、

あ、そうかもしれないという

日常では気付けない発見を、

スウィングさんからプレゼントされた、

そんな素敵な講演会でした。

スウィングさん、木ノ戸さん、沼田さん、Qさん、

そして段取りを整えてくれた西川さん、

本当にありがとうございました。

伊藤(ハチエイチ)

スウィングさん、京都よりはるばるありがとうございました!

感想を読んでくださった皆さんも、

つたない文章をお読みになって頂き、ありがとうございました!

スウィングさんのHPは、

http://www.swing-npo.com/

よりご覧いただけます。

是非覗いてみてくださいね!

自閉症コンサルタント・水野敦之氏来園

3月13日、14日と

『フレームワークを活用した自閉症支援』の著者である、

水野敦之先生がコンサルティングにきてくださいました。

今回は大きく変化している「うめな園(児童発達支援事業)」と、

4月からセンターとなる「熱海市 児童発達支援センター」の現場を

見ていただきました。

どちらも現場のスタッフから「悩んでいます、アドバイスが欲しいです」

との声があがっていたので、スタッフにとっても助かったようです。

午後からは「社会性のアセスメント」について講義をしてもらい、

翌日は成人施設のコンサルに入ってもらいました。

 ◇

水野先生は年に3回ほどはるばる宮崎から来てもらっていますが、

実は最初は1回きりで断ろうかと思っていたそうです。

今から2年ほど前に毎年静岡で行われている水野先生のセミナーに

職員が参加して、その職員が

「あんなにものをハッキリ言う先生は見たことがない、

もっと聞きたいからコンタクトを取ってくれませんか」と

言ってきたのがきっかけでした。

そうして、無理を言って「1度だけ」の約束で来てもらったのが

今でも続いています。

私たちからすると、

「何となくの構造化」「何となくの特性理解」だったものが、

「〇〇だから△△なのです」と【根拠】を教えてもらえてありがたい。

水野先生からすると、

「言ったことを法人全体ですぐにやる」「自分たちで学ぶ姿勢が強い」

ので教え甲斐がある。

両者のニーズが合致して、今でも良好な関係が続いています。

これからも療育の専門施設として

水野先生のような専門家の方のコンサルを受けながら、

子どもたちや利用者さんたちが安心して活動できる場所つくりを

法人全体としての目標にしていきます。

障がい者虐待防止研修を経て

3月5日にアーチ(三島市自立支援協議会)の協力で、

県のサビ管、強行研修の講師をしている社会福祉法人見晴学園さんの

『高井昌弘氏』に講師をお願いして、

《障がい者虐待防止研修》を行いました。

もともと今年の強行の研修でお話を聞いて

『あぁ、良い内容だなぁ、スタッフたちにも聞いてもらいたいなぁ』

と思ってオファーをしたので、

内容はもちろん素晴らしいものでした。

内容同様に良かった点は、

自分の法人だけではなく地域の他の福祉法人さんからも

参加してもらえたことです。

この前の佐々木先生の講演会もそうですし、

自分も年に何回か見晴さんでの

自閉症支援の研修に参加させてもらったりしています。

法人や施設単位ではなく《地域》として互いに高めあって、

助け合える土壌を作ることもまた福祉の意味あるかなと思っています。

本当に内容、仕組み共にいい研修でした。

高井さんお忙しい中ありがとうございました。

文責 風間

自閉症スペクトラムの人たちの豊かな暮らしのために。を経て

2月17(日)に特別無料講演として、

よこはま発達クリニックの佐々木康栄先生をお招きして、

『自閉症スペクトラムの人たちの豊かな暮らしのために』というテーマで

お話しをしていただきました。

午前中の第1部は、主に保護者など支援者ではない方たちへ、

午後の第2部は、実際に自閉症の方たちを

支援しているスタッフ対象の内容でしたが、

どちらも共に定員の80名を超え100名近い参加者で盛況となりました。

佐々木先生の自閉症の方への特性理解を促しながらも、

穏やかで優しい口調と内容は誰の耳にも入りやすかったと思います。

今回は応募が早々にいっぱいになってしまったので、

ホームページ上で告知しませんでしたが、

佐々木先生は1月に1度は

エシカファームの幼児施設にきてもらっていますので、

また機会を作りたいなと思っております。

 ◇

休みの日にも関わらず参加してくださった多くの方々、

そして佐々木先生、本当にありがとうございました。

地域福祉の一環として非常に良い時間だったと思います。

自閉症コンサルタントによる実践研修の報告

10月5日~7日で九州から自閉症コンサルタントの『水野敦之先生』に来ていただき、実践的な研修をしていただきました。

 

 

年に何度か行っている同研修ですが、今回はより深いカタチにする意味で

①4つの施設(幼児×2、児童×1、成人×1)の中で、各1人ずつ対象者を抽出する

②その方のアセスメント、スケジュール、ワークなどを事前に水野先生と打ち合わせをする

③当日、実際にその方たちに来ていただき、職員が現場で支援している様子を水野先生が指導する

④残りのスタッフは別室でその様子をモニターで見る(保護者含む)

⑤終わったあとで振り返りと課題抽出

⑥これを2日間で4回

 

 

 

見るからに胃が痛くなりそうなプログラムですね。

でも、自分たちは支援のプロでありたいので、基礎からしっかり鍛えることは大事だと考えています。

スポーツや仕事と同じで練習や訓練は必要なことだと思うのですが、不思議なことに「福祉」の世界ではなぜか《気持ち優先》で、あまりスキルや根拠を重視しない傾向があるように感じています。

決して「気持ちがいらない」って言っているわけではないですよ。 「バランスが大事」と言いたいだけです。

自分はよく《支援》を2輪車に例えます。

『気持ち』…後輪 前に進む原動力となる部分

『スキル・根拠』…前輪 後輪からの力を方向付ける役割 スキルや根拠だけでは進まないし、気持ちだけでスキルがなければどこ行くかわからない。

支援者が良かれと思っている支援が、利用者さんにとってストレスになっているケースも多く見られます。 頭でっかちになっても、気持ちだけで走ってもいけないよって訳ですね。

特に自閉症の方たちは非常にデリケートな部分が多いので、気をつけたいなと思います。

水野先生、忙しいのに九州から3日間もありがとうございました。

 

アートや障がいや福祉のようなものvol.1

4月20日に行いました、

「アートや障がいや福祉のようなもの」の報告です。

当初は地域の福祉関係者の有志が集まり、

「障がいのある人の個性を生かした製品つくりをしよう」

というテーマで進めていこうとしていました。

しかし、私たちはあくまで「福祉」です。

製品を作ることが目的ではなく、

「福祉」をしていく中での一つに「個性を生かした製品つくり」

があることに気が付きました。

そこで、まずは「利用者さんの良いところを知ってもらおう」

ということになり、今回は「うちの利用者さん自慢」

というテーマで座談会がスタートしました!

利用者さん自慢はおおいに盛り上がりました!

毎日書き留めた日記、

実はこの利用者さん…8割嘘しか書いていません!(笑)

でも、日記に使われる擬音語がすごく素敵なんです!

とか…

新聞を読んでいる姿が格好いい!

と真似した利用者さんがいまして…

ただ、真似すると新聞が逆さまなんです!(笑)

でも、しっかり読んでいたようなので、

「なんて書いてあった?」と聞いたら

「んーー字!」って(笑)

利用者さん自慢は終始笑顔で終わりました。

その人のことを知ってもらうことから始め、

このことをきっかけに、

製品や次の活動に繋げていければと思いました。

(2ヶ月後の開催時にも利用者さん自慢を行います!)

また、利用者さん自慢の後は、

染物の講師の方を招いてお話を伺いました。

利用者さんの活動の幅を広げるお手伝いに…

とアイロンで出来る染物についてのレクチャーをして頂きました。

(次回開催時では実際に制作を体験します)

この福祉の集まりは、

決して難しい集まりではなく、

非常にやわらかい座談会となっています。

利用者さん自慢・染物体験、

福祉関係者ではなくても興味があるよ~という方、

次回開催時、気軽に参加して頂けると嬉しいです。

(開催時はFBで告知します)

《Good job!展から見る福祉の流れと自分たちの船 ~理事長のつぶやき~》

《Good job!展から見る福祉の流れと自分たちの船 ~理事長のつぶやき~》

2/19(月)に渋谷のヒカリエで行われていた『Good job!展』に行ってきました。
Good job!展とは奈良のたんぽぽの家さんが中心となり、日本全国から福祉の先進事例や素敵な取り組みを取り上げる企画展のことです(この辺り複雑なので調べてみてください)。

同じくたんぽぽの家さんが主催する「福祉を変える アート化セミナー」に出させて頂いたことをきっかけにもう5~6年Good job展も見させて頂いていますが、今年も多くの素敵な事例が取り上げられていました。

その中での自分の印象としては【一周することは予測できていたけど、そのスピードは異常だなぁ】でした。
5年くらい前だと、利用者さんと一緒(利用者さんの絵を使ったり)に、ちょっとお洒落な製品を作って、パッケージングすれば「すごいね~」だったものが、この2~3年くらいで「それは普通」になってきて、今年はもう完全に「取り組み自体」「協働性」「IT化」などプロダクトのみの価値では評価されなくなっていました。
まぁこうなる流れだろうなと思ってはいましたが、その早さには驚いております。

福祉はもの凄い早さで進歩しています。
※ここで言う『福祉』とは療育的なことではなく、広い意味での『社会の中の福祉の在り方』と言う意味です。
さて、凄い早さで進歩していることは分かりました。
簡単には「いま福祉と言う川の流れはすごい早い」的な感じでしょうか。
そこで問題になるのは「はて、自分たちの船はその流れに乗るべきだろうか」と言うことです。

ヒカリエに行く前に横浜の「カプカプさん」に寄らせていただき、鈴木さんと1時間ほどお話しをする機会をいただきました。
古い巨大なアパート集合団地の中の鄙びた(失礼)のショッピングセンターの中に「カプカプさん」は在りました。
cafeカプカプの中は何とも不思議な空間で、オシャレかと言えばオシャレではなく、かと言っていわゆる福祉作業所然としているかと言えば何となく違う・・・
まさに『ザツゼンに生きる』と言うカプカプさんの言葉通りだなと感じました。
鈴木さん話すうちにその感覚はカタチをしっかり持ちはじめ、つまり「この利用者さんたち」と「この地域」に在ることでこの姿になったのだろうと言う結論に達しました。
それが合っているか間違っているかは、それを確かめる手段もないし、大した意味もないので置いておくことにして、自分としてはひとつ納得できる答えを貰ったような気持ちでした。

『Good job!展』と『カプカプさん』
2つの色のまったく違う【福祉】を同時に見れたことは幸いでした。
帰りに同行してくれたデザイン担当の子と三軒茶屋の汚い立ち飲み屋で「正直に言えば答えは俺にも分からん…」とクダを巻きながらも、考えて答えが出ないのならばそれも立派な答えだと思い、いつもスタッフに言っている「悩んだら基本に戻れ」に従った時、やはり自分は大きなことや有名なことよりも、「今いる利用者さん」と「自分が暮らす地域」の為に何ができるかを地に足を付けながらカタチ作っていきたいと思っていました。
その2つが自分にとっての『基本』だからです。

カプカプさんがあの場所と人に適応して《在った》ように。
そんな場を作れたらと思っています。

KENTA展~自閉症の素敵な世界~

「ATAMI ART EXPO2017」@熱海起雲閣

 

KENTA展無事終了しました。
3日間雨続きでしたが、たくさんのご来場ありがとうございます!

ATAMI ART EXPOは、熱海の街中でアートを体感するイベントですが、起雲閣という由緒ある会場の工芸や絵画などファインアートに混じっても健太さんの作品は遜色なかったと思います。

今回の大きな目玉である健太さんの巨大な計算式を前に食い入るように眺め、動画を見て笑ってくれたり、ケンタ柄だけで1部屋作って欲しい!と言われたりとたくさんの方に好感触でした。

(ケンタ柄を使ったエプロンやバッグ。)
ご家族や幼稚園・小学校時代の先生、以前の作業所で一緒だった方達も駆けつけてくれて、幼少の頃の話などたくさん聞けて楽しかったです。

 

ハチエイチでは初めての個展でしたが、一人の人に絞ってじっくり紹介できるのはいいですね。

健太さんが毎日描いている同じような絵柄でもちょっとづつ変化していく面白さを見て頂ける良い機会でした。

みんなに愛されている健太さんを実感し、たっぷり紹介できた3日間でした!

 

KENTA展、ご紹介いただきました!
ありがとうございます!
http://minamiatami.blog.fc2.com/blog-entry-987.html