【よりみち】10月号

エシカファーム・ドリームケアふぃる・ハチエイチより

「よりみち」10月号発行のお知らせです♪

今月号のラインナップは

▼  INFORMATION「エシカ・ふぃるのアップデート報告会」

▼  MESSAGE「ハチエイチより公募のおしらせ」

▼ EVENT「10月と11月のイベント情報をおしらせ」

▼ ピックアップページ

「IPPOうめな園」「NIHOアルテ」「Studio Arte」

となっています。

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アップデート報告会開催のお知らせ

エシカファーム・ドリームケアふぃるより

法人説明会のご案内です。

【 エシカ・ふぃる アップデート報告会 】

開催日:10月5日(土)

時 間:9時30分~11時30分

場 所:三島商工会議所1F(ゆうゆうホール向い)

※駐車場はTMOパーク、または近隣の有料駐車場をご利用下さい。

いつもお世話になっております。

早いもので、たった一人のお母さんの声からふぃるを作ったのが10年前、

エシカファームができて6年が経ちました。

昔はひとりひとりのご家族と関わり合えて直接考えを伝えられたのですが、

今は残念ながらとてもできない規模になってしまいました。

しかし、法人としては、

『なぜこうしてきたのか、今後どうするのか』、

『この根拠に基づいて支援をしている』、

ということは伝えるべきだと思い、

このような機会を設けさせていただきました。

お忙しいところ恐れ入りますが、

お子さんの今と、将来のためにご出席いただければ幸いです。

代表理事・風間

【よりみち】9月号

エシカファーム・ドリームケアふぃる・ハチエイチより

「よりみち」9月号発行のお知らせです♪

今月号のラインナップは

▼  INFORMATION「エシカ・ふぃるのアップデート報告会」

▼  REPORT「Tシャツフェアの後日談」

▼ EVENT「9月と10月のイベント情報をおしらせ」

▼ ピックアップページ

「とくら園」「Studio Arte」

▼ REPORT「第三回カフェアルテ企画展Power!の後日談」

▼ MESSAGE「ハチエイチより公募のおしらせ」

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【よりみち】8月号

エシカファーム・ドリームケアふぃる・ハチエイチより

「よりみち」8月号発行のお知らせです♪

今月号のラインナップは

▼  REPORT「福祉をかえるアート化セミナーの後日談」

▼  MESSAGE「イベントTシャツ作品使用が決定」

▼ EVENT「8月と9月のイベント情報をおしらせ」

▼ MESSAGE「ハチエイチより公募のおしらせ」

▼ ピックアップページ

「熱海市児童発達支援センターIPPO」「まつもと園」「NIHOはったばた園」

となっています。

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福祉をかえるアート化セミナー2019を経て

◆ 風間(代表)のアート化セミナー2019を経て

7月20、21日で奈良のたんぽぽの家で行われた

『福祉を変えるアート化セミナー』に参加してきました。

全国から100名以上の福祉、アート関係者が集まり、

丸2日間に渡ってこれからの福祉の可能性を考えるユニークなセミナーです。

自分はここ4年くらい毎年参加していますが、

今年は久しぶりに講師として富士宮のEPOさんと共に呼んでいただきました。

それはありがたいのですが、かなり悩みました。

毎年勝手に二次会に参加して飲み倒している自分を見ているたんぽぽの家の方たちは、

「あの人はいかれてる、何か面白いこと話してくれるだろう」

と思って指名してくれたと思います。

しかし、私は自分のことを「アートの人」ではなくて、

「自閉症支援の人」だと思っているので、

自閉症の特性に合わせた支援、その根拠、自立課題についてなどは得意ですが、

アートのことを知りたい人に対して

「はて、何を伝えられるのだろうか??」と。

結果として「環境を整えることで生みだされるアート」というテーマで、

自閉症の方たちには絵や表現そのものも大事だけど、

それを生みだす「環境を作ることがいかに大切か」を事例を通して話しをさせていただきました。

その事例を集めた時に、

各園のスタッフの工夫や子どもたちの目線に立った支援をしてくれていることを知りました。

▼ 視覚、聴覚の刺激に弱い ⇒ パーテーションで個別の場所を作る

▼ いつアートをすればいいか分からない

⇒ 個別のスケジュールに「〇〇(具体的なアート活動)の時間」と明記する

▼ 何を描いたらいいか分からない(想像力の欠如)

⇒ スタッフが下絵を用意してなぞることで、

アートに関われる なぞることも難しい児童にはシールを貼るなど、

ハードルを下げた代替えを用意する

⇒ それをビンや額縁に施すことで仕事に繋げる可能性を探っている

▼ 決まった流れを好む

⇒ 毎月同じルーチンで繰り返すことで身に付き、

家庭でも実践している 個人的にはアートは別に万能でもゴールでもないと考えています。

そもそも「アート」の定義が何であるか分かりません。

でも、障がいのある人たちが自分らしさを《表現》できる手段としてとても有用だと思います。

学校では「平準化」を求められますし、それも社会や生活ではとても大切なことでしょう。

しかし、彼らの個性を認めて、

その個性から生みだされるものを活かせる場面があっても良いのではないのでしょうか。

そんな彼らのユニークな《表現》を、

ハチエイチを通して多くの人たちに知っていってもらう仕組み作りをしています。

今後も破天荒な取り組みで周りからはいろいろ言われると思いますが、

特性をポジティブに受け入れた根拠ある支援を軸に、

自閉症の人たちにとって安心できる場を作ることを第一に考え、

その上でカタチに捉われない表現をしていくつもりです。

あっ、最後に捕捉です。 今回は3名でセミナーに参加してきました。

▼ 風間(代表)・・・ 誰とでも話す、とにかく強い印象(良くも悪くも)を残す

▼ 伊藤(デザイン担当)・・・ 話したくない、でも具体的にどう動いていくかは考える

▼ 秋庭(就労担当)・・・ 風間がやり散らかした後の処理、地ならし

みんなポンコツなので一長一短。

健常部隊もそれでいいし、それが自分たちの強みでもあるかなと思っています。

風間(代表)

◆ 秋庭(就労担当)のアート化セミナー2019を経て

梅雨も明けぬどんよりとした空の下、奈良へ出発。

最初の驚きは、車で行くとの事。

奈良…遠いよね、修学旅行だねぇ、なんて思いながら交代でハンドルを握る。

でも、なんだか遠いけど、着いちゃいました「たんぽぽの家アートセンターHANA」

白髪の小さなおじいちゃんがおります。

このおじいちゃん理事長さんでした!

若いスタッフにも声をかけ目配り気配りの方。

年齢はおうかがいしませんでしたが、

15年前からこのセミナーをやっているってことは、

アートとかアール・ブリュットって考え方の開拓者であり、

スタッフの理解者でみんなの応援者なのだろう。

この業界の、この年齢の理事長さんって、

ガチガチ頭のイメージが強かったので驚きました。

だって我が理事長さんはお若いですよ、

だからアートとか話してても、そうだよね、そうなんだよって思えるけど…

この理事長さんただものではないのですね。

2日間のセミナーの講師さんたちは、それぞれに素晴らしく(当たり前ですけど)

お名前を書いておきますので、みなさんHPを見てみてください。

そして、自分の目で見て興味のある所を訪ねてみてください。

みなさん惜しみなく手の内を見せてくれることでしょう。

▼ 一般財団法人たんぽぽの家

▼ 熊倉 聡敬

▼ サンドウイッシュズスタジオ[三明治工]:李さん/台湾

▼ 若狭公民館館長:宮城 潤

▼ はじまりの美術館:大政 愛

▼ NPO法人Lanka:大山 真司

▼ 社会福祉法人みぬま福祉会工房:小和田 直幸

▼ NPO法人エシカファーム:風間 康寛

▼ NPO法人EPO:高橋 智

▼ 山口大学:冨本 浩一郎

▼ 社会福祉法人ぷろぼの:橋本 高志

▼ 現代美術作家:檜皮 一彦

▼ やまなみ工房:栗田 淳一・早川 弘志

2日間、いろいろな方のお話を聞き、作品を見て「アート」に浸り、

それを社会的評価の当たるものにしていくことを目の当たりにしました。

この仕事についてから「アートを」「アートって」と考えてきましたが、

答えは出ず、霧の中のままでした。

しかし、今回のセミナーに参加し、あるプログラムを一緒にやっていた

「アサダワタルさん(今回のセミナーには関係ありませんが)」

が言っていたことを思い出しました。(霧の中から光が少し見えた感じ)

成功者を見て、そこに自分も行きたくなって手法を知りたくなる。

セミナーや、研修、どれに参加しても「それで?」「で???」と思っていました。

成功体験を話されても、成功した事は理解できるけど私はどうしたらいいの?

うちの利用者さんはどうしたらいいの?

どうしたら成功できるの?

どうやったら何を真似したら工賃産み出せるの?「で!?(怒)」

でもアサダさんに、結果ではないんだよ、結果も大切だけど、結果は残すけど、

途中変更があってもよくって、このことをやることが素晴らしいんだよ、

だからやった事を丁寧に記録に残そう、それが文化だよね。

と何度も何度も話してもらったっけ。

その時は、意味がわからず、結果を手にしたいって気持ちがいっぱいで

「なぞかけ?問答?難題」と感じていた。

今更だが根気よく付き合ってくれたアサダさんにお詫びしたい。

たんぽぽの家さんも、どの登壇者の方も、

今まで障がい者支援に真摯に向き合ってきた人たちも、

できる事に目を向けるそれを積み重ねて頭をひねり形を成し、今がある。

とても抽象的な表現しかできない私の言語能力に、申し訳ない気持ちでいっぱいですが、

この成功者と呼ばれる方になる必要はなく、

でも、見方、考え方、プロセスからヒントをもらう、つながる。

そしてウチのなみんな(利用者さん)は?と、いろいろなことを試しながら、

湧き出るもの(それが常識に縛られたものでも)に向き合っていきたいと思いました。

「芸術か非芸術か」とあるように、天才的な絵や造形をする方もいます、

常識になんてとらわれる概念もなく、

見ただけで「芸術は爆発だ!」と思う作品もたくさんありますが、

常識にとらわれて生きていきたい人もいます。

売れる作品、障がい者アートと呼ばれるにふさわしい色や形、

自由を感じる作品を作る事に抵抗感がある人だっています。

障がい者、当事者、障がい者アート、なんだか枠にあてはめてしまいそうになります。

常識や概念にこだわらない湧き出るものをアートと呼び、

それをスタッフが日を当て、生きるための糧としお金を得られるように、

世の中からの評価を得る事で気が付く自分の価値のために、仕事とする。

みぬま福祉会工房の小和田さんの「働くことは権利」との言葉が胸にしみました。

★ この人、アンダーグラウンドな方なんです(笑)今も全面に出てます。

すごく誉め言葉と思ってくださいね。

ぜったい就職するの大変なタイプ、だって履歴書にかける事が少ない。

でも、国内外を放浪した経験や度胸が海外の美術館への展示の時に役にたつんだろうな、

結局みんなのパワーの源の人なんだろうな。採用した法人の器の大きさに感服です。

働くことは権利、私たちにも当てはまりますよね。履歴書も経歴も資格も大切だけど私たちも多様性の一部。

もっとこのセミナーのレポートを詳細に、

みなさんにわかりやすくと考えましたが、

パソコンに向かいながら思い浮かぶことは、今までの自分や文化やアート、

それに対する雑多な気持ちでした。

帰りも仲良く3人交代でハンドルを握り、

無事帰ってきました。楽しかったです。

追記:たんぽぽの家さんのカフェに、

「缶バッジのガチャガチャ」があったんです、

小銭を入れてガチャっと回すと可愛いものが入っているカプセルがゴトっと出てくるアレ。

缶バッジが出てくるガチャガチャ!なんか凄くないですか、

私もみんなの缶バッジガチャをカフェや、

どこかのお店や空港に置きたいいぃぃい。と思いました。

みんなの缶バッジ可愛いんです。でもわざわざ缶バッジ1つ買いにカフェに来ませんでしょ。

でも並んでいるガチャガチャの機械の1つが缶バッジで…と想像したら、

やっちゃう気がするんです。

ガチャガチャ、ゴトって。

ガチャガチャゴト。

ガチャガチャゴト。

秋庭(就労担当)

◆ 伊藤(デザイン担当)のアート化セミナー2019を経て

昨年も参加し、2度目のアート化セミナー。

今回はどんな収穫があるのだろう?とわくわくしながらの珍道中。

4時起きだったため、移動中は白目を向いて船漕ぎ状態だった私も、

たんぽぽの家に着くやいなや、

人の多さになんだかちょっぴり(いや、かなり)身が引き締まりました(笑)

もちろん、講演はしっかり(?)受け、

たくさん吸収し、たくさん自信を失くして、

でも、もっとこうしたい!ああしたい!という

アイデアを生んで帰ってきました。

その中でも、今回の講演で、1番の収穫だなと感じたことは、

「アート」の捉え方を掴んだことです。

え、そんなこと?と思う方が多いかもしれません…が、

今まで、ただ漠然とした「アート」という言葉に、

アートってなんだよ!と、

ハチエイチの担当ながら、明確な答えが出ない自分に、

もやもや、いらいら、ふつふつ、していました。

そんな時、講演でこれを聞き、

私はすごく救われたような気がしました。

アートとは、名前の付けられない表現の「仮の名前」

本来、「アートあるいは、〇〇〇」といったように表すことができる。

名前のつけられない表現(ものや行動)は、時に非常識だと捉えられたり、

それこそ、平準化を求める日本にとって、あまり歓迎はされません。

ただ、そこに「アート」という名のもつ力が加わることで、

まずは人々に受け入れられる準備ができます。

そこから受け入れられ、新たな〇〇〇になるか、アートのままでいるのか…、

アートはあくまで名のない表現たちの受皿であると。

もっとゆるく、柔らかく、

捉えていくべきなんだろうと。

まるでガツンと頭を殴られたような、

でも、すんなりと自分の中で受け入れられた、

しっくりくる捉え方でした。

そして、これを知ったと同時に、私が思ったのは、

アートは、作品ありきではなく「人」だということです。

何かを生み出す際、そこには必ずストーリーがあるし、取り巻く環境も様々です。

障がいアートは、

表現する「過程」に意味がある為、

作品を作ることが目的ではありません。

私は、そこに面白みを感じますし、

利用者さんの作品をみんなに

知ってもらいたい!届けたい!と改めて思いました。

固く捉えない、ということは難しいかと思いますが、

常に何を伝えたいのか、何を見せたいのかを考え、

ゆっくりアプローチしていきたい。

みんな表現者であり、〇〇〇であり、アート。

こんなに楽しい考え方ってないんじゃないかって

なんだか固く固くアートを捉えていた自分が、

少しおかしく思ったセミナーでした。

伊藤(デザイン担当)

つたない文章をお読みになってくださった皆さん、

本当にありがとうございました。

思うことは各々たくさんあるかと思います。

あくまで、これは一個人の考えであり、

共感や反感、様々な意見があって良いと思っています。

このセミナーを通して私たちが思ったこと、

感じたことをレポートにしたことで、

皆さんが何かしら考えるきっかけとなったら、大変嬉しく思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

第3回cafe’Arte企画展「Power!」

第3回cafe’Arte企画展「Power!」を開催。

エシカファーム・ドリームケアふぃるに通うアーティストたちにスポットをあてた、

夏バテ必須!情報量過多(?)企画展です。

期間中は、夏バテにはコレッ!なカフェアルテ限定メニューや、

初の試み(スタッフがドキドキな)陶芸ワークショップ、

簡単!かわいいオリジナル缶バッチ作り、

夏の売り尽くしTシャツフェア、などなど…

とにかくなんでもかんでもギュッ!!と詰め込んだ企画展です。

また、いつもは13:30以降開いていないカフェアルテも、

期間中はちょっとしたお茶スペースとして17:00まで開放。

(ドリンクのみ提供)

是非、ぶらーりとお立ち寄りくださいね。

第3回cafe’Arte企画展「Power!」

◇ 開催期間

8月13日(火)~8月30日(金)

※土日祝・月は定休日の為お休み

◇ 開催時間

11:00~17:00

ランチ営業は13:30まで、

それ以降はドリンク提供のみのスペース開放となります。

◆ 陶芸体験

ろくろなどの道具を使わない、てびねりでの陶芸体験です。

成形のみの体験となっていますが、小鉢やカップなどを制作することも可能です。

焼成する為、完成までに1カ月程お時間をいただきます。

◇ 開催日

8月14日(水)・8月21日(水)・8月28日(水)

※ 粘土なくなり次第終了

◇ 開催時間

15:30~17:00(受付16:30迄)

◇ 体験料

1回800円

◆ オリジナル缶バッチ作り

◇ 開催日

期間中  ※ カフェアルテ定休日はお休み

◇ 開催時間

15:30~17:00(受付16:30迄)

◇ 体験料

1回100円

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【よりみち】7月号

エシカファーム・ドリームケアふぃる・ハチエイチより

「よりみち」7月号発行のお知らせです♪

今月号のラインナップは

▼  作品を名刺にしませんか

▼  不定期連載「すきをかたちに」

▼  7月と8月のイベント情報

▼  あふれる表現をご紹介っ!

▼ ピックアップページ

「IPPOうめな園」「NIHOアルテ」「Studio Arte」

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理事長のつれづれズレズレ02

【 理事長のつれづれズレズレ 】

~暴力からあげ~

Cafe Arteで『自立のためのおにぎり作り』を開催。

みんな真剣に、おにぎりをつくります。

居酒屋を経営している利用者さんのお父さんにも来ていただいて、

からあげを作っていただきました。

楽しく、そして美味しく、

生活経験を学ぶことは良いことだと思います。

が、

鶏肉10キロ…(笑)

多すぎるのでは…(笑)

終らんぞコレ(笑)

ということで、

からあげは、スタッフにも配られ、

美味しくいただきました。

理事長のつれづれズレズレ01

【 理事長のつれづれズレズレ 】

~水野先生のコンサルを経て~

宮崎県から自閉症支援コーディネーターの「水野敦之」先生が来てくれました。

3日は施設指導、4日は「アセスメントと自立課題設定」についての講義です。

面白いのはただ座学だけではなく、各施設から

「なぜこの自立課題を設定したのか?、

その視覚的指示(見てわかる指示)は?、

視覚的明瞭化(指示や材料の明瞭化)、

視覚的整理統合(整理して提示する)は?」などの発表をしてもらった点ですね。

これ大事です。

座学で聞いて、実際の自分の業務や利用者さん支援にイメージを落として実行できれば素晴らしい。

でも、ほとんどの人はそれが難しい。

その時は分かったつもりでも、実際の支援と繋がらない。

そこにはいくつも理由があるような気がします。

◇ 学んだことを自分の業務に落とす具体的なイメージを持てない。

◇ ゴールの間違い。

(知ったことがゴールになって満足してしまう。

本当は利用者さんにフィードバックして結果が出てゴール)

◇ そもそも先生と自分は違うと思ってしまう(できない理由付け)

◇ 理解自体ができていない。

etc…

いろいろあるけど、個人的には《岡目八目》が一番多いケースかなと感じています。

【岡目八目とは】
おかめ‐はちもく〔をかめ‐〕【▽傍目八目/岡目八目】

《他人の囲碁をそばで見ていると、対局者よりも冷静に手が読める意から》

第三者のほうが、物事の是非得失を当事者以上に判断できるということ。

支援者なので支援のプレイヤーであるべき

(子どもたちを動かしたり、やってしまうことではない)です。

でも、講義を聴くだけでプレイヤーになることはセンスが必要かなと思います。

簡単に言うと、テレビのプロ野球中継を見ているお父さんが

「あぁ、あんな見せ球に手を出しやがって」とか、

「そこでその交代はねぇだろ、俺ならそんな采配はしねぇ」とか言いますね。

それと同じです。なら、バッターボックスに立たせればいいのです。

テレビで見ているのとはえらい違うはずです。

実際には怖いはずです。

・間違ったらどうしよう

・恥ずかしい

・根拠がわかっていない

・逃げたい

ビール片手にテレビを見ているお父さんなら無責任でいいのです、プロじゃないから。

でも、私たちはプロなのでできるだけ「バッターボックスに立つ」ことが大事だと思っています。

その時に自分の立場で注意すべきことは、

「こんなことも分からないのか!」と叱責することでなく、

「よくバッタボックスに立った」、

「よく思い切りスイングした」と認めることなのでしょうね。

格好つけなくてもいい。

たくさんバッターボックスに立って欲しい。

たくさん空振りすればいい。

確かに自閉症の方にはできるだけ失敗体験はさせたくないけど、

支援者も人間なので当たり前だけど間違える。

大切なことは、間違い(つもり)に気づくこと。

(今のうちのレベルで)

バッターボックスに立つ目的は「ホームランを打つ」ことじゃないのです。

「打てない自分を知る」つまりは「打てる【つもり】だった自分を自覚すること」です。

出来るコトを知ることも大切ですが、

出来ないコトを理解することも同じか、それ以上に大切だと考えてます。

スタッフたちがバッターボックスに立つ機会を作ってくれた水野先生、

いつもありがとうございます。

まともがゆれる~常識をやめる「スウィング」の実験~を経て

京都から全国的にも有名なNPO法人Swing(スウィング)の木ノ戸さんと、

スタッフの沼田さん、利用者のQさんが沼津に来たついでに

アルテでトークライブを行ってくれました。

ユニークであっと言う間の時間でしたが、

その感想を風間(理事)、秋庭(カフェアルテ)、伊藤(ハチエイチ)から、お伝えします。

『 まともがゆれる 』 ~Swingという考えと在り方〈 完全版 〉~

自分がSwingさんのことを知ったのは5年くらい前に、

全国のアート作業所をめぐる旅に出た際にお邪魔したのが始まりでした。

その時は代表の木ノ戸さんにお会いすることはなかったのですが、

その後奈良のたんぽぽの家で行われた「アート化セミナー」の懇親会で一緒に飲んだことで、

やっと木ノ戸さんという人となりを知ることができました。

自分として感じたのは『真面目すぎて一周回っておかしく見られる人』という印象でした。

見た目は歩いているだけで職質を受けそうな人なのですが(本人曰く一度もない)、

実は普通の人よりもよほど真面目で真剣な人なのかなと受け取りました。

普通の人であれば『それって当たり前じゃん』、『福祉ってそういうものだよね』と

『自分の考えを挟まず』に「当たり前の解答」を優先してしまいがちなことでも、

『本当にそれでええんか??』と自分と向き合い、

最後はユニークな方法で「こんな方法もあるで、本質は変わらんけどな」みたいな感じで

新たな切り口を見せてくれるのが小気味よい感じです。

その考えが良いとか悪いではなく、

障がい特性や知的に非常にバラつきのある『多様性』な方たちを支援している福祉側が、

果たして『多様性』を持っているのかがずっと疑問だった自分にとって、

一つの福祉表現論として非常に興味深いものがあり、

それを静岡の人たちにも知ってもらいたかったのです。

◇ 表現としての自由さ ◇ かっこいいけどカッコ悪い ◇ ブラックな部分

それらを「福祉とは」を根底に置きながら表わしています。

事例を幾つか挙げると…

① 京都人力交通案内「アナタの生き方、教えます」

自閉的な傾向からバスに強いこだわりを持つQさん、XLさん

(利用者さんにあだ名をつけている段階でヤバい)の特性と、

京都という立地を活かして観光客に一番適したバスの乗り方を教えるというサービスです。

仕事にその人を当てはめない、その人に仕事を当てはめる!!

② 親の年金でキャバクラ 利用者さん本人が実際にあったことを書にしたらしいけど、もうね…。

しかし、これを展覧会にして全国開催中!!

木ノ戸さん曰く『ぎりぎりアウトを狙う』…いや完全アウトだから。

③ お掃除戦隊ゴミレンジャー 地域の清掃活動

ここまでなら珍しくない。

しかし、本気で戦隊モノのコスプレをして周りも自分たちも楽しんで行う。

最初は警察が出動するくらいの騒ぎとなったが、

10年以上続けた今、すっかり地域に溶け込んでいる。

『 印象に残った木ノ戸さんの言葉 』

◇ Swingはブランコみたいもんやから

「支点を中心に前後移動するブランコ、

大きく前に出るためにはその分後ろにも下がらなきゃならん、

それでいいんちゃうかな」という意味。

仕事とは前に進むことだけと考えていた自分にとっては大ショック。

そうかぁ、大きく振るためには戻ることも必要なアクションなのか。

◇ Swingはポンコツ集団やから これは一緒に飲むとよく口にする言葉。

うまく言えないけど、とても大事な言葉のような気がしています。

ブランコの話しと一緒で前に進むこと、優秀の人を集めること、

仕事が出来ることが正しい的な「当たり前」に対するアンチテーゼのような、

そこまで考えていないような…

「人は元の姿に戻る」

一緒に静岡まで来てくれたQさん

(そもそも沼津に来た理由はQさんがラブライブの聖地に来たかったからら)、

そしてスタッフの沼田さん。共に前に勤めていた社会福祉法人からの付き合いらしいです。

Qさんは当時、他害と破壊衝動が強く

「きっとこの事業所でも問題を起こしてSwingは大家から追い出されるんやろなぁ」

と木ノ戸さんは思っていたらしい。

スタッフの沼田さんは、一緒に仕事してみたら「こんな仕事できけへん奴と知って驚いた」

と言わせるくらい木ノ戸さん曰く『ポンコツ』だったらしい。

実際にSwingさんの機関誌(7000部)で「永遠のリストラ候補」

と表紙を飾ったこともあるらしいです。

でも、その2人が今どうかと言うと。

Qさんはすっかり他害もなく(言葉の暴力はあるらしい)、

特性上波はあるが安定している。

沼田さんはバリバリと仕事はできないが、少しずつ人前に出てきて役割をもっているらしいです。

木ノ戸さん曰く、「変化とは乾燥ワカメ。成長や進化ではなく元にもどっていくだけ」

この2人ももともとはこうだったはず。

それが施設の中の環境や仕事の中で歪んでいってしまった。

人は成長するというより元に戻るだけという持論。

これが合っているかどうかは分かりませんが、自分には響きました。

やっぱり自分は「変化は成長」だと「何も疑問を持たずに」そうかんがえていました。

いまスタッフにも安心の担保を最優先するべきなのかと考えはじめています。

「ゆれている」と思い込んでいた自分を、

笑いながら「あんたちっともゆれてないで」と気づかせてくれた木ノ戸さん、

本当にありがとうございました。

自分の拙い感想よりもHPなどでもっと詳細に活動の様子が楽しく出ていますので、

せひSwingさんのHPを見てください、

さらに興味を持ったら本も2冊出していますので、お手に取ってください。

風間(理事)

『 まともがゆれる 』

障がい福祉に携わっていつの間にか8年。

この3月からNPO法人エシカファームで働くこととなり、同じ職種とは言え、

右も左もわからない中、風間さんから「こんど京都の面白い人たちがくるから」

と青い本を渡され、数日後に、支援とは!って事が書いてあるから読む!と青と白の本も渡された。

両方の本を同時に読み進める事となり、私が揺れる。

Swingさんの本は、困ったことに面白すぎて笑いがとまらず、ページが進まない。

「あるある!!」とか「すごい!」とか「そうなんだよね」と自分に重ね無力さを感じ、

青と白の本を読みながら更に自分の無力さを感じる。

そんな日々を過ごしながらイベントが近づき、本を読んだ影響と、

利用者さんの「聖地巡礼」に付き合う心意気にかなり驚きながらも、羨ましく思った。

私もいろいろやりたかったなぁ…

以前いた法人のみんなを思い出し、普通できないよね、普通ね。普通。ふつう。

イベントの最中もキッチンからお話を聞かせていただきましたが、

真面目・不真面目。

正解・不正解。

差別・区別。

やらなきゃわからない事がたくさんあって、やってもダメな事もあって、

でもでも、

やっぱり私もやりたい!

楽しいことやりたい!!

エシカのみんなとやりたい!!!

うちも負けない。

この気持ちは、ぜひ、Swingさんにふれて感じてもらいたいです。

障がい福祉で支援をしていると視野が狭くなる事も多くて、

安全を選ぶのが当たり前になって、正解がわからなくなって、なんだか泣きそうな気持になって。

そんなとき、Swingさんをチャージすると、また笑顔で利用者さんと向き合える気がします。

なんとなく、Swingさんに、ご馳走様といいたい気分。

まだまだ、たかだか8年経験しただけの障がい福祉。

毎日毎日、正解なのか不正解なのかと悩みながら夢にまでみながら、前に後ろに揺れていこう。

おまけ

Swingさんの商品素敵でした、手書きのショップバッグも可愛くて。

でも!こちらも可愛い手書きショップバッグあるんです!

ついつい、Swingさんの商品を買った方にショップバッグをプレゼントしてみたりして。

スタッフが1番のファンですよね。

毎日「この絵みて~♡かわいいでしょ」なんて言いながら惚れ惚れ。

原画の社割ってないんでしょうかね?

秋庭(カフェアルテ)

『まともがゆれる』

なにそれ!と思える方法で、

普通・概念(ピンチ)を打破し、

チャンスをものにして発信する。

毎日がピンチで、チャンスで、

きっとそれが…ギリギリアウトを狙う。

なんて非日常的なんだろうな~と思いながらも、きっと誰しもが望んでいること。

障害福祉だけではなく、日常を過ごすわたしたちにとって、

「ギリギリアウトを狙う」

最初はそれが非日常でも、きっとそれが日常になる。

いろいろな意味といろいろな可能性を秘めた、

とってもわくわくするコトバ。

そんなわくわくもドキドキもする講演を聞きながら、

わたしは3年前のことを思い出していました。

「普通はこうするでしょ」

と以前の職場でよく注意されていたわたし。

その時は、それが「普通」だからと、

なんだかもやもやと煮え切らないものを心に留めながら、

「普通」にできない自分を恨めしく思っていました。

クリエイト。

想像し、創造する職種だったわたしにとって、

職場で「普通」という言葉はかなり嫌悪感がありましたし、

それをどう払拭していくべきったのか、

以前の職場を退職した後も、頭の中をぐるぐるしていました。

木ノ戸さんの話を聞くまで、

わたしは、わたしのなかで生まれたこのもやもやぐるぐるを、

無意識ですが、「普通」を押し付けた以前の上司のせいにしていました。

話を聞いた今は、そんな自分が恥ずかしい。

なぜ、その時に自分の気持ちと向き合えなかったのか…

風間さんの言葉を借りると、

「当たり前の解答」を優先してしまったのか…

デザイナーなのに…

全然クリエイティブじゃないじゃん!!

と講演を聞きながら、わたしの中は大反省会(笑)

あっという間の講演は、

わたしの中でいろいろな感情を生み出し、

また、それも肯定してくれ、

次へと考えるきっかけとなるものでした。

そして、秋庭さんの言葉を借りるなら、

この気持ちは、ぜひ、スウィングさんにふれて感じてもらいたいです。

障害福祉に留まらず、

ものすごいパワーと

魅力と、

あ、そうかもしれないという

日常では気付けない発見を、

スウィングさんからプレゼントされた、

そんな素敵な講演会でした。

スウィングさん、木ノ戸さん、沼田さん、Qさん、

そして段取りを整えてくれた西川さん、

本当にありがとうございました。

伊藤(ハチエイチ)

スウィングさん、京都よりはるばるありがとうございました!

感想を読んでくださった皆さんも、

つたない文章をお読みになって頂き、ありがとうございました!

スウィングさんのHPは、

http://www.swing-npo.com/

よりご覧いただけます。

是非覗いてみてくださいね!